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【アドラー心理学】「嫌われる勇気」から学べること。<要約・感想>

あなたは悩みがありますか?

自分には何の価値もないと思っていませんか?

生きるのがつらいと感じていませんか?

あるならば「嫌われる勇気」を持ちましょう。

自由を手にするには、自分の人生を生きるには、誰にも嫌われないのは不可能です。

嫌われる勇気をもって前に進むことで楽に生きることができます。

今回はそんなアドラー心理学の「嫌われる勇気」を紹介していきます。

全ての悩みは「対人関係」

アドラー心理学の前提として、全ての悩みは「対人関係」にあるという考え方があります。

生きている限り1人になるということもありません。

他人がいるからこそ孤独にもなります。

個人で完結する悩なんてものはなく、どこかで必ず他人の介入があります。

いかに対人関係で悩まず幸せになれるかというのがアドラー心理学の考え方です。

トラウマは存在しない

物事には「原因論」と「目的論」という考え方があります。

あなたにはなにかトラウマが原因でできないことがありますか?

例えば、引きこもりの人がいたとします。

「なにか嫌な思いをしたから引きこもりになった」と考えるのが原因論。

「親に心配してほしいから引きこもりになった」と考えるのが目的論です。

アドラー心理学は目的論に基づいています。

なぜ、原因論に縛られてはいけないのか…

原因論縛られるということは過去に縛られるということです。

過去は永遠に変えられないものです。

過去に縛られてしまうと、今この瞬間を生きる自分を救う方法はなくなり、人生に絶望するしかなくなってしまいます。

過去ではなく、未来に焦点をあてるのが大切ということです。

怒りはねつ造される

居酒屋で店員が自分の服に飲み物をこぼしたので大声で怒鳴りつけたとしましょう。

原因論では「怒りが我慢できず大声を出した」と考えられます。

目的論では「大声を出すために怒った」と考えられます。

大声を出すことで店員を屈服させ、自分のいうことをきかせたかった。

その手段として「怒り」をねつ造したのです。

相手に過ちを認めさせたいだけなら、落ち着いて丁寧に説明すれば店員はあなたに謝りクリーニングの手配をしてくれたかもしれませんよね。

もう1つ例をあげます。

親が子供に対して怒っているときに電話がかかってきたとします。

電話の最中は声が変わり別人のように話している。

そして電話が終わるとまた怒り出す。

怒りという感情は出し入れ可能な道具ということです。

相手を屈服させるため、自分の主張を押し通すために怒りの感情を使っているだけ

怒りに任せるということは「考える事を放棄した」ということです。

承認欲求を否定する

「承認欲求」とは相手から認められることで価値を感じること欲求のことです。

承認欲求に基づいて行動していると「他人の期待を満たすために生きる」という状況に陥ってしまいます。

他人が見ているから適切な行動をする、誰も見ていないから不適切な行動をする

といった状況になります。

例えば、道端にゴミが落ちていたとします。

承認欲求に基づいて行動している人は周りに見ている人がいれば拾うし、誰も見ていなければ拾いません。

「ほめられたい」という目的のための行動です。

そして誰からも褒められなければもうゴミなど拾わないと心に決める。

この考え方はおかしくないですか?

「あなたは他人の期待に応えるために生きているわけではありません」

あなたの人生はあなたのものです。

あなたが自分の人生を生きなければ、誰があなたの人生をいきるのでしょう。

それと同時に「他人もあなたの期待に応えるために生きているわけではありません」

他人があなたの期待通りに動かなくても怒ってはいけません。

それと同時に相手に対して見返りを求めるのは間違っているということです。

「課題の分離」をする

では、どうしたら自分の人生を生きることができるのか。

「課題の分離」という考え方をします。

例えば、あなたが好きな人に告白をしたとします。

好きで告白するのは「自分の課題」であり、

相手が自分のことを好きかどうか、付き合うかどうかを判断するのは「相手の課題」です。

自分の好きに対して相手からも相応の見返りがあると考えるのはおかしいですよね。

「自分の課題」と「相手の課題」を分離するだけでなく、

「相手の課題には踏み込まない」「自分の課題には踏み込ませない」といことが大事です。

ではどうやって誰の課題か判断するか。

答えはシンプルで、あなた自身が変えることのできるものは「自分の課題」でそれ以外は「他人の課題」になります。

人はみな対等

人はそれぞれ違いがあります。

ですがその違いは優劣ではありません。

ましてや他人は敵ではありません。

上司も友達も親も子供も「同じではない、けれど対等」です。

人は存在するだけで価値があります。

自分の大切な人が事故にあった時、相手が生きているとわかっただけでうれしいですよね。

誰がどんな行動をするかにばかり価値を見出そうとしていませんか?

まとめ

アドラー心理学とは、

「感情にも過去にも対人関係にも支配されない考え方」

誰にも嫌われないように生きることは息苦しいし、実際は不可能です。

わざわざ嫌われようとする必要はありません。

自分の意思を尊重し自由を手に入れるためには他人から嫌われることもあるということです。

嫌われることを恐れずに前に進んでいきましょう。